「つまり、自発的にZ世代をやっているわけじゃなくて、教育されて望まれた通りにZ世代らしく振る舞っているってことですかぁ? 」


『令和元年の人生ゲーム』麻布競馬場

Z世代の意識高い系に属しながらも、彼らを常に冷めた目で皮肉っている沼田のセリフ。
学生ビジコンサークル、起業、ソーシャルグッドがプレッシャー、Z世代の本音と焦燥。

この本は令和の『なんとなくクリスタル』ですね。おじさん世代にとってはZ世代の気持ちがよくわかるし、個人的には、彼らがせっかく入った一流会社を、なぜいとも簡単に辞めるのかが腹落ちしました。それにしても牧歌的『なんクリ』時代とは全然違って、今は大変だ。